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クロールにおける野口さんの分析

5月号のスイミングマガジンは読まれましたか?
「THE TECHNICAL FOCUS」のコーナーで、日大の野口智博教授が
「呂志武[中国]のクロール」の解説をされています。
また、2月号では、同コーナーで
「パク・テファン[韓国]のクロール」の解説をされています。

パク・テファンは、アジア大会の100m自由形で1位、
呂志武は、2位になっています。

読んだ方はご存知だと思いますが、
2人の共通点は「頭の位置が高い」ことです。
パク・テファンは、上半身の力によって、呂志武は、キック力に
よってという差はありますが、2人ともここ数年高速水着全盛
時代に流行った「頭の位置の低い」泳ぎとは逆の泳ぎなのです。

「頭の位置の低い」泳ぎは、抵抗を極力抑えたストリームラインを
維持するために考えられました。
それが高速水着の効果とあいまって、どんどん世界記録が
塗り替えられました。
高速水着後の泳ぎも、どうやったら高速水着なしで同じポジションを
維持するかということが話題の中心になって来ました。
それが、今回の野口さんのレポートでまるで反対の泳ぎが紹介されて
います。
「頭の位置が高い」泳ぎは、「頭の位置が低い」泳ぎの長所がすべて
スポイルされているわけで、なぜトップスイマーがそういう泳ぎを
するのか?

野口さんの考察では、
「頭の位置が高い」≒「視線を前にしてややアゴを出した」姿勢は、
肩甲骨周りの筋肉を意識しやすいだそうです。
野口さんは、最近、自分でも筋力トレーニングをされていて、
トレーナーの方と話すうちその事実を知ったそうです。

言われてみると、自分でも頭を落とした泳ぎを始めた頃、なんか力が
入らないなぁと思ったのを思い出しました。
ただ、周りの意見はすべてその泳ぎを良しとしていたし、高速水着を
着用してその泳ぎをするとタイムが出たので、その泳ぎにだんだんと
疑問を持たなくなって行きました。

それが、ここのところ高速水着なしで泳いでいてどうにもタイムが
出ず、そろそろトシだしなぁ~とも思っていたのですが、考えてみると
短水路のベストは、Vパンとメッシュキャップで出したものなのです。
しかも、「頭の位置が高い」泳ぎで。
もしかしてと、野口さんのレポートを読みました。
そして、ツイッタで話してみると次のようなお返事をいただきました。
会話の順は、①→③です。

野口さんのくれたヒント

レポートの中で、抵抗に対する筋力の重要性を強調しているの
ですが、それを実体験してのコメントが②、
避抵抗を取るかパワーを取るかについてコメントしてるのが③に
なります。

もちろん、これがすべてではありません。
短水路の半フリで去年、40区分で世界一になったジュンコは、
トレーナーさんと今でも高速水着の頃の泳ぎを作って行こうと
しています。
それが出来るようなトレーニングをしています。
それぞれ、みな特性や練習環境が違うので一概にコレが正しいと
いうわけではありませんが、一つの可能性として「アリ」だなと
思っています。



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コメント

はじめてコメントさせて頂きます。

ツィッターでフォローさせて頂いているyfmiuraです。いつも興味深く読ませて頂いています(マスターズ上位ランクの方でメニューをフルアップされる方を他に知りません)。40歳で泳ぎ始め、現在49歳(暦年齢)です。始めた頃、クロールで、思いっきり前を見て泳いでいて、半フリ(短水)で34.2秒→31秒5まで順調にタイムが伸びましたが、長らく停滞期に入り、下を向いて泳ぐように変え、31秒5→30秒1と伸びました。しかし、再度、停滞しています。下を向くと、ラストで浮いても、それなりに前に進むように感じますが、確かに、以前のような大腿四頭筋や大胸筋がバキバキに張り、「ファイト!一発!」みたいな完全燃焼感がないです。練習では、顎を上げたり下げたり試行錯誤していますが、習っているSC(横浜サクラ)では、「身体の反りをなくして、もう少し顎を引いた方が」というコーチと「お腹に力を入れて反りはなくすけど、胸の上部から顎あたりをもっと反る感じで頭を少し上げた方が」という別のコーチがいます。K太さんの感覚も、後者のコーチのいう感覚でしょうか。何れにしても、今度試合の25MFrで前を見て泳いでみようと思っています。続報楽しみにしています。

Re: はじめてコメントさせて頂きます。

yfmiuraさん、書き込みありがとうございます(^^)
上位ランクなんてお恥ずかしい(^^;
いつも拙い文章を読んでいただきありがとうございます。
40歳から始めて30秒は素晴らしいですね!

まだまだ試行錯誤中ですが、一つ結論は出ました。
下を見る泳ぎは、抵抗を減らすのが目的。
前を見る泳ぎは、推力を増やすのが目的。

単純な話、高速水着が使えない今、下を見る泳ぎで高速水着で出した記録を塗り替えるのはかなり難しいということになります。
抵抗は絶対に増えます。
生地と肌の差、浮力の差、締め付けによる全面投影面積の差、締め付けによる後半の持久力の差。
これをすべてゼロにして、さらにそれより速くなるのは、高速水着の状態を再現してというのはボクには不可能に思えます。
ものすごい体幹の強化が必要になるでしょう。
でも、表面の抵抗はいかんともしがたいです。

ボクの考えでは、アプローチを変えるべきです。
ボクの短水路のベストは、Vパンで前を見た泳ぎで出したものです。
高速水着でもそれを超えることは出来ませんでした。
だから、まだ可能性があるんじゃないかと思ってます(^^)

No title

>K太さん お返事ありがとうございます。スイマガも買って野口さんの解説も読んでみました。私も色々やってみます(^^)

Re: No title

高速水着が使えなくなって、タイムは落ちっぱなしでした。
筋力やテクニックは以前よりあるのにタイムは落ちて来て、
年齢を考えるとそろそろムリなのかなぁとも思っていたのですが、
やる気が出て来ました(^^)
理屈もわかって来ましたし、泳ぎが固まってくれば必要な筋トレも
効果を出せると思います。
いろんなことが符合して来ています。
しっかりと結果を出したいと思います。

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K太

Author:K太
東京SC所属の
マスターズスイマーです。
今年、ベスト出します!(^^)

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